パラグアイ政府から勲章授与にまつわる噂

パラグアイ政府から勲章授与にまつわる噂

勲章受賞にともない、副賞として1億5000万円を授与の噂

おそらく噂の元は、以下のようなツイートからだと思われる。

 

このお金は、日本政府からパラグアイへのODA資金を還流させたと書いているツイートもある。

そこで改めて、日本からパラグアイへのODAを調べてみたのですが、長きにわたって多額なお金が流れていることにびっくりしました。

噂の元、日本からパラグアイへのODA

対パラグアイ共和国 国別援助方針
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/files/000072575.pdf

平成 24 年(2017年) 4 月
援助の意義や目的

貧困層の生計向上と社会サービスの充実を通じた
格差無き持続的経済・社会開発

日本は、農村の貧困層の生計向上及び保健・教育といった社会サービスの充実を中心に支援することで格差是正に貢献する。このほか、産業全般を支えるインフラ、特に同国の有する豊富な水資源及び農産物などの輸送などにかかわるインフラを中心とした持続的経済開発を支援する。

日本からパラグアイへのODAプロジェクト 具体的金額

パラグアイ 無償資金協力 案件概要
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/gaiyou/odaproject/latinamerica/paraguay/contents_01.html#2901

令和2年度 2020年  供与限度額 3億円 経済社会開発計画
平成30年度 2018年 供与限度額 5億円 経済社会開発計画
平成29年度 2017年 供与限度額 27億円 パラグアイ川浚渫機材整備計画
平成27年度 2015年 供与限度額 0.993億円 スポーツ庁訓練センター器材整備計画(一般文化無償資金協力)
平成26年度 2014年 供与限度額 18.27億円 コロネル・オビエド市給水システム改善計画
平成26年度 2014年 供与限度額 0.569億円 パラグアイテレビ番組ソフト整備計画(一般文化無償資金協力)
平成23年度 2011年 供与限度額 14.89億円 コンセプシオン市及びピラール市給水システム改善計画
平成23年度 2011年 供与限度額 1.30億円 貧困農民支援
平成22年度 2010年 供与限度額 7.00億円 森林保全計画
平成20年度 2008年 供与限度額 8.64億円 貧困農村地域地下飲料水開発計画
平成19年度 2007年 供与限度額 4.19億円 アスンシオン大学病院移転及び整備計画
平成18年度 2006年 供与限度額 13.7億円 アスンシオン大学病院移転及び整備計画
平成17年度 2005年 供与限度額 6.47億円 職業訓練教育施設拡充計画
平成15年度 2003年 供与限度額 0.49億円 国立音楽学校に対する文化無償

ODAには、両国との関係を良好にするという外交目的と、プロジェクトに日本企業が携わることで、全てが現地に流れるお金ではないと言われていますが、問題はこの金額を誰が決めて、本当に適切に使われているのか、私たちにチェックできないこと(私の調べた限りでは、一方的な報告ばかりでした。もし違うのでしたら教えてください)だと思います。

眞子さまのパラグアイ訪問は2016年の一回きり

9月29日、唐突に「パラグアイ政府から秋篠宮さまと眞子さまへ勲章を授与することで調整が進められている」という報道が出ました。

そして10月5日、赤坂御用地内の赤坂東邸にパラグアイ大使がお訪れ、お二人に勲章が授与されました。

勲章授与の打診は今年5月にあったのだといいます。

下は、勲章受賞の日経の記事

眞子さま、パラグアイから勲章 外国から初めて
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE0533E0V01C21A0000000/

秋篠宮さまと長女の眞子さまは5日、赤坂東邸(東京・港)でパラグアイ政府から贈られた国家功労勲章を同国大使から受け取られた。眞子さまは26日に結婚し皇室を離れられる。宮内庁によると、眞子さまが外国から勲章を受けられるのは初めて。

秋篠宮さまは2006年、眞子さまは16年にパラグアイを公式訪問。今年は日本人の同国への移住85周年に当たり、友好関係に寄与した証しとして5月に勲章授与の打診があった。

不思議なタイミングでの勲章受賞。しかも眞子さまがパラグアイを訪ねたのは、2016年の一回きりだと言う。

◆2016年当時の眞子さまパラグアイ訪問についての報道

当時のテレビ報道<日テレニュース24>
https://www.news24.jp/articles/2016/09/06/07340242.html

5年前は日本人移民受け入れから80周年。記念式典に眞子さまが参加されたとのことですが、それから5年も経っての勲章受賞は、やはり唐突感が否めません。

ちなみに直近の令和2年度のODA 3億円については、以下のようなことが書かれています。

案件概要  この協力は、パラグアイ政府に対して保健・医療関連機材を供与するものです。
裨益効果  この協力により、パラグアイの感染症対策及び保健・医療体制の強化が図られ、もって社会の安定化を通じた同国の経済社会開発に寄与することが期待されます。 

世界中がコロナ禍の時に、パラグアイに対して出された「感染対策、医療体制強化、その他」のためのODA 3億円。

この金額が一時金に近いこともなんとなく噂に拍車をかけているのかもしれません。

大手メディアでは「副賞」に関する報道はない

金額が多くて、どうやって決定されるのかも不透明、適切に使われているのかも不透明のODAと、数週間後には皇籍を離脱されるタイミングでの受賞が、眞子さまへ還流しているのではないかと噂される原因でしょうか。

私が調べた限りでは大手メディアで「副賞」と言うものに触れているところはありませんでした

それにしても、国民から反対されていることを考慮して、儀式なし、一時金なしで結婚される眞子さまが、反対しているはずの秋篠宮殿下と並んで勲章を受けられている写真には違和感しかありません。

(本当は反対どころかサポートしているにしても、皇室との関係を極力断ち切っているポーズが必要な時に、なぜ一緒に勲章をもらって、同じ写真に収まるのでしょうか。)

さらに言うと、ODAについても。

パラグアイへのODAの目的は「格差の是正とインフラ整備」とのこと、格差の広がりといえば日本も例外ではなく金融資産1億円以上の富裕層は132.7万世帯(2019年の調査)もいる一方で、先進国の中で貧困率は7番目に高く(2016年)、子供の7人1人が貧困と言われているのが現在の日本です。

コロナ禍ではその格差がますます広がっていると言われていて、若者の自殺率が世界一の日本で、他国の面倒を見ている場合でしょうかーと。

皇室も政府も何かがおかしいとしか思えません。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。